葬儀でのマナー『喪主・遺族』の場合はどうする?立ち振る舞いや注意点を解説

公開日:2025/11/15
葬儀,マナー

葬儀の喪主や遺族は、故人を敬い、参列者に感謝を伝える役割を担います。喪主は儀式における執行役かつ葬儀や告別式の責任者であり、遺族は参列者に礼を尽くし節度ある対応を行う責任者です。そこで本記事では、喪主の役割や決め方、遺族の振る舞いやマナーについて解説します。この記事を参考に、万が一のときにお備えください。

喪主の役割とは

喪主は葬儀の中心的存在であり、儀式を監修する責任者です。ここでは、喪主の役割について解説します。

葬儀の進捗管理

喪主は葬儀・告別式の執行役として、滞りがないよう葬儀全体のスケジュールや流れを管理します。葬儀社との打ち合わせや僧侶のお迎え、式の進捗管理などがおもな任務です。

具体的には、通夜・葬式・告別式の流れ、供花の並び順、焼香の順位、弔電の拝読順、料理の内容、祭壇、遺影の選定、返礼品、受付係や会計係の配置などを決めておき、葬儀全体がスムーズに進むよう管理します。また、火葬場での挨拶や精進落としの進行も喪主の役割です。

参列者への挨拶

喪主は遺族の代表として、参列者に対して感謝の意を伝える役割を担います。通夜・葬儀・告別式・精進落としでの挨拶がおもな場面です。挨拶では、自己紹介や参列への感謝、故人のエピソードや遺族としての決意などを簡潔に伝えます。

挨拶では忌み言葉(「死」「苦」など)や重ね言葉(「かさねがさね」「ますます」など)を避け、宗教や宗派に配慮した言葉選びが求められます。

僧侶や担当者の対応

喪主にとって僧侶や葬儀関係者の対応も重要な役割です。僧侶を迎える際は、挨拶と戒名や没年月日のチェックを行います。お布施を渡す際は、奉書紙(ほうしょし)や白い封筒に「御布施」と記し、袱紗(ふくさ)に包んで手渡すのがマナーです。

また、葬儀場担当者とも連携し、受付や供花の配置、駐車場の案内などをチェックします。さらに、喪主は火葬が終わるまで故人に付き添い、会場出入口での見送りは避けるのが礼儀です。

喪主の決め方

喪主を決める際には、故人に近い関係者から選びますがそこに明確なルールはありません。ここでは、喪主の決め方について解説します。

一般的な喪主の選定基準

一般的に喪主は故人の配偶者や長男など、血縁関係の濃い家族が適任とされています。以前は継承を重んじて「家督を継ぐ長男」を選任していましたが、現在では核家族や夫婦世帯増加の背景から、遺族の話し合いによって決定されるのが一般的です。

また、配偶者が高齢で体力的に難しい場合には、長男や長女が代わりに務めるケースも見受けられます。

喪主と施主の違い

「喪主」と「施主」では役割が異なります。喪主は葬儀の進行など葬儀全体の運営を担当する責任者であり、施主は葬儀費用などの経済的な負担を担います。ただし大抵の場合は、喪主が施主を兼任するのが一般的です。

たとえば、喪主が葬儀社との契約や費用に関する協議を担当し、施主としての役割も果たすケースが多く見られます。ただし、喪主が未成年や体調不良などの場合は、親族が代理を務めることもでき、挨拶の際に代理であることを伝えます。

複数人や代理で対応

喪主は必ずしもひとりで務める必要はなく、複数人で役割を分担することも可能です。たとえば、配偶者と長男が共同で喪主を務め、挨拶や進行を分担するケースもあります。

また、病気や精神的な理由などで喪主を務められない場合は、親族が代理して喪主を務めます。喪主を代理する場合は、挨拶時に「喪主の代わりに、故人の兄である私がご挨拶申し上げます」などと自己紹介し、状況を説明するのがマナーです。

遺族としての振る舞い・マナー

遺族には喪主を支え、悲しみの中でも礼儀正しい振る舞いと適切なマナーが求められます。ここでは、遺族としての振る舞いやマナーについて解説します。

服装と身だしなみ

喪主の服装は、正式喪服がふさわしいとされています。男性が和装を着用する場合は、黒紋付袴羽織に足元は黒もしくは白の足袋とし、洋装着用の場合は、黒のモーニングコート着用で靴下やネクタイは黒、靴は黒で装飾のないもの、ワイシャツは白で無地のタイプが基本となります。

女性が和装を着用する場合は、黒着物で帯や小物なども黒、足袋は白、洋装着用の場合は黒のワンピースかアンサンブルで、ストッキングも黒、靴はヒールが高過ぎない黒のパンプス、鞄は黒で派手さのないものが基本です。

一方で、遺族は準正礼装の着用がふさわしいとされています。男性は黒のフォーマルスーツに黒ネクタイ、女性は黒のワンピースやドレス、靴や鞄は黒基調のもの、動物革や光沢のある装飾は避けるのが基本です。また、女性はナチュラルメイクが基本で、ノーメイクや濃いメイクは不適切とされています。

参列者への対応と挨拶

参列者の対応は遺族が分担して行うのが一般的です。喪主が儀式の進行に専念するため、遺族はお悔やみの言葉への返礼や案内を担当します。その際は、故人の思い出話を交わしつつ、節度ある態度を保つのが礼儀とされています。

死因の詮索や後悔を誘う言葉などは避け、遺族としての品格を保つことが大切です。

葬儀での役割とサポート

遺族は受付や供花の準備、駐車場の案内など、葬儀の運営を支える役割を担います。とくに、親族が多い場合は役割分担を明確にし、複数人で対応することによりミスを防ぐことが重要です。たとえば、受付では香典の受け取りや名簿記入の案内を行い、早めに到着された親類にはお茶出しを担当するなど柔軟に対応します。また、火葬場では、喪主に続き焼香や別れ花を捧げ、棺の搬出をサポートする場合もあります。

まとめ

葬儀における喪主と遺族は、故人を敬い、参列者に感謝を伝える重要な役割を担う責任者です。喪主は葬儀の執行役として、葬儀の進捗管理、僧侶や葬儀社との連携、参列者への挨拶などを担当します。一般的に喪主は配偶者や長男が務めますが、代理や複数人で分担しても構いません。一方で、施主は葬儀費用を負担する役割ですが、喪主が兼任する場合も一般的です。遺族は喪主を支え、参列者対応や運営サポートを担当します。服装は、喪主は正式喪服、遺族は準正礼装が基本です。遺族は受付や供花準備、駐車場の案内などを担当し、節度ある態度で対応します。葬儀では役割分担を明確にし、柔軟な対応で円滑に進めることが重要です。事前準備とマナーの遵守で、万が一の時に備えましょう。

【広島市】おすすめの葬儀社6選比較表

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会社・斎場名斎場白島会館可部葬祭 花園邸こすもす邸アーバン家族葬ホールあおばメモリアル玉屋
特徴充実の葬儀前・葬儀後フォロー体制邸宅の雰囲気の中で葬儀できる家族葬空間家族葬など小規模葬に特化した葬儀プラン1級葬祭ディレクターによる葬儀プロデュース自社式場6ホ-ル(*内1ホ-ルは広島市外エリア(廿日市市))を保有広島地域の葬儀に精通し風習に準じた葬儀を施行
運営会社創業年1968年1968年不明2007年2009年1931年
料金例家族葬:36万3,000円(税込)
一日葬:26万4,000円(税込)
火葬式:14万3,000円(税込)
家族葬:36万3,000円(税込)
一日葬:26万4,000円(税込)
火葬式:14万3,000円(税込)
家族葬:53万9,500円(税込)家族葬:30万8,000円(税込)
火葬式:14万3,000円(税込)
家族葬:30万2,500円(税込)
火葬式:13万2,000円(税込)
家族葬:39万6000円(自社式場「玉屋サンクスホ-ル」)
一般葬:22万円(税込)
最大対応人数200名程度50名程度40名程度20~40名程度(自社式場)
※葬儀会場によって異なる
25~100名程度
※葬儀会場によって異なる
50~300名程度
※葬儀会場によって異なる
所在地【斎場白島会館】
広島県広島市中区白島中町4-20
【可部葬祭 花園邸】
広島県広島市安佐北区可部4-24-6
【こすもす邸 広島駅北】
広島県広島市東区光が丘14-9
【広島駅あけぼの通り会館】
広島県広島市東区曙1-6-17
【あおばメモリアル プレミアム会館】
広島県広島市中区堺町1-3-16
【玉屋サンクスホール】
広島県広島市南区霞1-5-8
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