【葬儀】香典の相場はどのくらい?パターンによって変わる金額の目安

公開日:2025/07/29
香典の相場

葬儀に参列する際に持参する香典は、どのくらいもっていくべきか悩むかもしれません。故人との関係性や自分の立場によって、適切な金額は大きく異なるからです。また地域によっても相場の違いがあります。この記事では、状況別の目安金額や包み方のマナー、渡し方までくわしくご紹介します。葬儀に参列する際の参考にしてください。

香典の金額はどう決まる?関係性・年齢・地域による相場の違い

香典の金額は故人との関係性や参列者の年齢、地域によって違いがあります。

関係性の違いによる香典の目安

通常、故人との距離が近いほど香典の金額は高額になります。最も多い金額を包むのは両親や兄弟姉妹で、次いで祖父母、叔父叔母、遠縁の方々、友人・知人、仕事関係者という順に少なくなっていく傾向があります

具体的な目安としては、両親や兄弟姉妹の場合は数万円、祖父母や叔父叔母では1~3万円程度、その他の関係者は5千円から1万円くらいが一般的です。

年齢の違いによる香典の目安

基本的に、年齢が高いほど包む金額が増える傾向が見られます。そのため、20代の場合は1万円前後、30代であれば1~3万円、40代以上であれば数万円程度がひとつの目安となります。

地域の違いによる香典の目安

地域によって香典の相場には大きな差があります。山梨県や福井県が最も高く、石川県や佐賀県なども比較的高額です。一方、関西地方の和歌山県や兵庫県などは控えめな傾向が見られます

こうした地域差は現地の伝統や経済事情、行事の規模感などと関連しているため、参列される際はその土地の慣習を考慮することが大切です。

香典袋の書き方・包み方と正しいマナー

香典を渡す際は、表書きの書き方や包み方、名前の書き方など正しいマナーに気を付けなければなりません。ここでは、香典袋の書き方やお札を入れる際のマナーについて解説します。

香典袋の表書き・名前・中袋の書き方

香典袋の表書きは宗教や宗派によって異なります。仏教では「御香典」「御仏前」を用い、神道では「御榊料」「御玉串料」、キリスト教では「御花料」などを記します。宗派不明の場合は「御霊前」か「御香典」が無難です。

お名前は水引の下中央に書き、会社名や肩書きは右側に小さめに記入します。連名では目上の方を右側に、苗字が同じ場合は2人目以降は名前だけでOKです。中袋には表面に金額を漢数字で、裏面に住所と名前を記載します。中袋は基本的に必須ですが、近しい間柄では省略される場合もあります。

お札を入れる際のマナー

お札を香典袋に入れる際には、まず紙幣の表裏を確認しましょう。肖像画が描かれている面が表になります。香典袋を表にして開けたとき、お札の裏面(肖像画がない面)が見えるように配置します。

また、肖像画が描かれた方を下向きにするのがマナーです。封筒型でない袋の場合は、中袋で紙幣を三つ折りにして包むことが一般的です。

新札を用意するのが望ましいですが、あまりに新しすぎる札は「この日のために用意した」という印象を与えるため、少し使用感のあるきれいなお札が適しています

香典を渡す際の流れと辞退されたときの対応法

葬儀会場に到着したら、まず受付で記帳を行います。その際、「ご愁傷さまです」などの簡潔なお悔やみの言葉を添えて一礼しましょう。香典は紫や紺などの袱紗に包んで持参するのがマナーです。渡す際は右手に袱紗を置き、左手でこれを開いて中の袋を取り出します。

表書きが相手から見て正しく読める向きになるよう調整し、両手でていねいに差し出します。このとき「心よりお悔やみ申し上げます」などの言葉を添えますが、長話は避けるべきです。通夜と告別式の両方に参加する場合は、基本的に告別式で渡すのが望ましいとされています。

ただし、どちらか一方のみの参列なら、その機会に手渡しましょう。少人数の家族葬など受付がない場合は、直接遺族に声をかけるか、スタッフに預けることも可能です。もし香典を辞退されている場合は、無理に渡そうとせず、ご遺族の意向を尊重することが大切です。

代わりに弔意を示す方法として、線香やロウソク、供花などを送ることもできますが、これらも辞退されている可能性があるため、事前確認が望ましいでしょう。近親者の場合は、辞退の意向があっても別の場でていねいに渡すケースもありますが、強引にならないよう配慮が必要です。

葬儀に参列できない場合は、現金書留で送付し、お悔やみの手紙を同封するのがマナーとされています。いずれの場合も、故人やご遺族への敬意と思いやりを忘れず、ていねいな対応を心がけましょう。

まとめ

今回は、香典の相場について解説しました。葬儀への参列時に悩みがちな金額の目安は、故人との関係性によって大きく異なります。親族なら数万円、友人知人なら5,000~1万円程度が一般的です。また地域によっても差があり、山梨県や福井県では比較的高額な傾向がある一方、関西地方では控えめな金額が多いようです。香典袋の表書きや名前の書き方、お札の入れ方にも決まりがあり、宗教や宗派に合わせた対応が必要です。また渡し方にもマナーがあり、辞退された場合は無理強いせず、別の形で弔意を示すことも大切です。葬儀に参列する際は、これらの点に配慮して、故人とご遺族への敬意を表しましょう。

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【広島市】おすすめの葬儀社6選比較表

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運営会社創業年1968年1968年不明2007年2009年1931年
料金例家族葬:36万3,000円(税込)
一日葬:26万4,000円(税込)
火葬式:14万3,000円(税込)
家族葬:36万3,000円(税込)
一日葬:26万4,000円(税込)
火葬式:14万3,000円(税込)
家族葬:53万9,500円(税込)家族葬:30万8,000円(税込)
火葬式:14万3,000円(税込)
家族葬:30万2,500円(税込)
火葬式:13万2,000円(税込)
家族葬:39万6000円(自社式場「玉屋サンクスホ-ル」)
一般葬:22万円(税込)
最大対応人数200名程度50名程度40名程度20~40名程度(自社式場)
※葬儀会場によって異なる
25~100名程度
※葬儀会場によって異なる
50~300名程度
※葬儀会場によって異なる
所在地【斎場白島会館】
広島県広島市中区白島中町4-20
【可部葬祭 花園邸】
広島県広島市安佐北区可部4-24-6
【こすもす邸 広島駅北】
広島県広島市東区光が丘14-9
【広島駅あけぼの通り会館】
広島県広島市東区曙1-6-17
【あおばメモリアル プレミアム会館】
広島県広島市中区堺町1-3-16
【玉屋サンクスホール】
広島県広島市南区霞1-5-8
アクセスJR広島駅から車で約5分/JR新白島駅から徒歩5分JR可部線『可部駅』で下車徒歩5分JR山陽本線「広島駅」下車 北口から徒歩約5分広島駅前(新幹線口)より徒歩10分広電本線・江波線「土橋駅」より徒歩1分広大病院行きバス段原南バス停より徒歩約1分
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