葬儀の一般的な流れとは?通夜から葬儀・告別式後までくわしく解説

公開日:2025/07/29
流れ

葬儀は、故人の最期を見送る大切な儀式であり、そのときは突然やってきます。あわてないためには、葬儀の基本的な流れを事前に理解しておくことが大切です。この記事では、通夜から告別式、火葬、納骨までの一般的な進行や、葬儀後の各種手続きや法要までわかりやすく解説しているので参考にしてください。

ご逝去から葬儀までの準備の流れ

悲しみの中であっても、遺族は限られた時間の中で準備しなければなりません。通夜や葬儀といった儀式を滞りなく進めるためには、段取りを事前に把握しておくことが重要です。

亡くなった直後

病院で亡くなった場合は、看護師が死後処置を行い、遺体をきれいに整えてくれます。一方、自宅で亡くなった場合や急死などのケースでは、警察への連絡が必要になる場合もあります

判断に迷ったときは、迷わず葬儀社に連絡を取ることが大切です。その後、親族へ連絡し、葬儀社を選びましょう。並行して、医師から「死亡診断書」を受け取ります。

葬儀の打ち合わせ

喪主を決定し、受付や会計など、当日必要な役割分担も決めておきます。日程は、火葬場の空き状況や親族の都合を考慮しながら調整されます。また、遺影の写真や供花や供物が必要です。これらも葬儀社が一括で手配してくれるケースが多く、宗教形式や式場に合わせた提案を受けられる場合があります。

納棺

遺体に白装束を着せ、棺に納めます。このとき、故人が愛用していた品や思い出の品を入れることもあります。ただし、火葬が前提となるため、燃やせないものは避けましょう。

通夜・告別式の一連の流れと当日の過ごし方

ここでは、通夜・告別式の一般的な進行や、当日の過ごし方、注意すべきマナーについて紹介します。通夜は、故人が亡くなった翌日に執り行うことが多いですが、火葬場や式場の状況などによって日程は前後します。

通夜式場到着

遺族は、開始2時間ほど前に式場へ到着し、供花や供物、弔電の内容を確認します。あいさつや返礼品の用意にも関わるため、誰からのものかを把握しておくことが重要です。また、返礼品の数を確認し、足りない場合は葬儀社に追加を依頼することもあります。喪主は、このタイミングであいさつ文を準備しておくと安心です。

受付

受付は、通夜開始の30分前から設けられます。喪主や遺族が参列者を迎え、感謝の気持ちを伝えるのが通例です。20分前には喪主・遺族はそれぞれ着席し、式の開始に備えます。

通夜開始

まず僧侶が入場し、司会者が開式を宣言します。続いて読経が行われ、焼香が実施されます。順番は喪主、遺族、そして一般参列者です。宗派によって作法は異なるため、不安な場合は事前に葬儀社へ確認しておくとよいでしょう。

弔電紹介・喪主あいさつ

弔電が寄せられている場合は、司会者が紹介します。続いて、喪主があいさつを実施します。参列者への感謝の言葉などを述べることが多いです。

通夜振る舞い

参列者への感謝の気持ちを込めた食事の席で、和やかな雰囲気の中で故人を偲びます。所要時間は1時間ほどで、最後に喪主が締めのあいさつをして終了します。

棺守り

遺族は、灯明と線香の火を絶やさぬよう、棺のそばに寄り添います。

式場到着

通夜の翌日は告別式です。開始の1時間前には会場に入り、受付や式場内の準備を整えます。30分前には受付を開け、遺族は15分前までには着席して式に臨みます。

告別式開始

僧侶の読経に続いて、弔辞や弔電が紹介され、僧侶、喪主、遺族、参列者の順で焼香が実施されます。故人の周囲を生花で飾り、遺族が最後の別れを告げたあとは、全員で棺を寝台車まで運び出し、出棺となります。

火葬の流れ

火葬場では「納めの式」が執り行われ、僧侶が同行していれば再び読経が実施されます。火葬にかかる時間はおよそ1時間前後で、その間、遺族は控室で待機します。

火葬後は、二人一組で箸を使って遺骨を骨壺に納める「骨上げ」が実施されますが、作法の違いがあるため、案内に従うことが大切です。骨壺と「火・埋葬許可証」を受け取って式は終了します。

式後の流れ

その後、僧侶の読経による「還骨法要」が執り行われることがあり、あわせて初七日法要を繰り上げて執り行うケースも増えています。最後に、喪主からの感謝を示す会食の席「精進おとし」を設け、儀式がすべて終了します。

火葬・骨上げから葬儀後の法要・手続きまでのポイント

ここでは、火葬・骨上げを終えたあとに実施すべきことを解説します。

公的手続き

死亡日から14日以内に、国民年金の受給停止手続きや、介護保険の資格喪失届、住民票の抹消届、世帯主変更届などを提出する必要があります。さらに、1か月以内には雇用保険の受給資格者証の返還、4か月以内には故人の準確定申告、そして10か月以内には相続税の申告・納税が必要です。

四十九日法要

一般的に、遺骨をいったん自宅などに安置し、四十九日法要を経てから納骨するという流れが主流です。亡くなった日から数えて49日目に親族や関係者が集まり、読経や焼香などを通じて冥福を祈ります。

精進落とし

葬儀や法要を終えたあとに、参列者や手伝ってくれた方々に感謝を込めて食事をふるまう場です。喪に服していた遺族が、日常に戻る節目としての意味もあります。

まとめ

葬儀は、通夜・告別式・火葬といった一連の儀式にとどまらず、その後の対応まで見越して準備しなければなりません。したがって、信頼して任せられる葬儀社を選ぶことが重要です。役所への手続きや葬儀の準備を任せられる葬儀社も多いので、負担が大きいときは依頼し、大切な人との別れにしっかりと向き合えるようにしておきましょう。

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【広島市】おすすめの葬儀社6選比較表

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会社・斎場名斎場白島会館可部葬祭 花園邸こすもす邸アーバン家族葬ホールあおばメモリアル玉屋
特徴充実の葬儀前・葬儀後フォロー体制邸宅の雰囲気の中で葬儀できる家族葬空間家族葬など小規模葬に特化した葬儀プラン1級葬祭ディレクターによる葬儀プロデュース自社式場6ホ-ル(*内1ホ-ルは広島市外エリア(廿日市市))を保有広島地域の葬儀に精通し風習に準じた葬儀を施行
運営会社創業年1968年1968年不明2007年2009年1931年
料金例家族葬:36万3,000円(税込)
一日葬:26万4,000円(税込)
火葬式:14万3,000円(税込)
家族葬:36万3,000円(税込)
一日葬:26万4,000円(税込)
火葬式:14万3,000円(税込)
家族葬:53万9,500円(税込)家族葬:30万8,000円(税込)
火葬式:14万3,000円(税込)
家族葬:30万2,500円(税込)
火葬式:13万2,000円(税込)
家族葬:39万6000円(自社式場「玉屋サンクスホ-ル」)
一般葬:22万円(税込)
最大対応人数200名程度50名程度40名程度20~40名程度(自社式場)
※葬儀会場によって異なる
25~100名程度
※葬儀会場によって異なる
50~300名程度
※葬儀会場によって異なる
所在地【斎場白島会館】
広島県広島市中区白島中町4-20
【可部葬祭 花園邸】
広島県広島市安佐北区可部4-24-6
【こすもす邸 広島駅北】
広島県広島市東区光が丘14-9
【広島駅あけぼの通り会館】
広島県広島市東区曙1-6-17
【あおばメモリアル プレミアム会館】
広島県広島市中区堺町1-3-16
【玉屋サンクスホール】
広島県広島市南区霞1-5-8
アクセスJR広島駅から車で約5分/JR新白島駅から徒歩5分JR可部線『可部駅』で下車徒歩5分JR山陽本線「広島駅」下車 北口から徒歩約5分広島駅前(新幹線口)より徒歩10分広電本線・江波線「土橋駅」より徒歩1分広大病院行きバス段原南バス停より徒歩約1分
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